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この人を見よ!(或る手紙)

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今日、「四方山話」の読者のお一人とお会いしましたら、ごく親しい人からのお手紙を見せていただきました。プライバシーに配慮し、かつできるだけ原文に忠実にここに紹介したい。ぜひお読みになってください。また後ほどお会いしましょう。



・・・ところで小生、昨年6月大腸癌を患い、大腸を45cm程切除手術を施し、7月に退院、しかし、9月には下腹部各所に複数の腫瘍が見つかり末期癌、余命3~4ヶ月との宣告を受けました。

余命3~4ヶ月とは、そのまま放置していた場合で、年齢的にそれを受け入れ、多少なり尊厳を保つ運命的自然死を全うするか、それとも、苦痛を伴う抗癌剤で延命を図るか迷いましたが、この世に生かされたものとして、また、気障な言葉を許して頂ければ、「敵(癌)に背を向けて逃げない」男の美学として、近くの○○クリニックに入院し抗癌剤投与を受け癌と肉弾対決するに至りました。

病窓の外は木枯らし揺れる気魂

       業なる鎖よ迫り来る病鬼
(平成22年11月詠)

抗癌剤と一口に言っても百種類以上あり、どれが小生の癌に効果があるかは医者の判断に委ねることになります。

小生に使われた薬剤は、現在、統計的に最も制癌に期待でき、国際的に一番使用されて○と云う名の抗癌剤でした。

この抗癌剤、1回の投与が約53時間、それを8回でワンクールとするもので、通常、副作用等に対する体力回復期間を考慮し2週間に1回割、通算4ヶ月で完了する予定でしたが、中盤は3週間に1回割、後半は4週間に1回割となり、最後の8回目を終えたのは今年3月中旬でした。

春浅く診察済ませ墓所に寄る

        陽射し傾き風透き通る
(平成23年3月詠)

そして積りに積もった抗癌剤の副作用が収まった4月中旬、採血、検尿、超音波、CTスキャンによる断層撮影の結果は、盲腸周辺の回盲部を除き、下腹部各所の腫瘍はほぼ消滅、対癌との第一戦は辛勝するに至りました。しかし敵は曲者、盲腸周辺の回盲部に第二戦を残したのです。

そもそも、癌とは自律性を失った細胞の増殖であり、一般健康体でさえ数千個の癌細胞を抱えている訳で、一度癌を患った肉体は癌細胞が育成し易い体質土壌を造り上げており、当然、小生とて、今後も転移と云う名の腫瘍発芽は免れないと思われます。



ともあれ、先ずは初戦を飾り、見苦しくも現世にしがみ付き生還したことで、再び貴方様をはじめ知人友人と人生論や、よもやま話など談話できる喜びの反面、又しても色々ご迷惑をお掛けすることを思えば、いささか心苦しい限りです。

まだ修業が足りないせいか、あの世から突き返され、せっかく生還したこの身暫くは、ろくでもない、でも、いと面白い現世に、朽ちかけたこの醜態を置くことになりそうです。「意志あるところに道は拓ける」と云いますから、今後は多少なり体質改善や健康管理を心がけ、品行にも俗にいう晩節を汚すことなく、清貧にして身穏やかな余生を過ごしたいと思っています。

今まで通りのご厚誼に加え、更なるご指導ご鞭撻をお頼み申し上げます。・・・中略・・・

茲許に「一応生還・内祝い」として、心ばかりの粗品を同封させて頂きました。これは小生の義叔父である○○市の○○氏が丹精込めて耕作し精米した「ヒノヒカリ」です。どうぞご笑納のほどお願い申し上げます。草々。

うらぶれて袖を泪で濡らすとき

       人の情けと恩を知りるる
(平安末・詠み人知らず)

○○様                           ○○拝



皆様が各人各様にお読みになったとおりであり、感じたり、思われたそのとおりです。

歌に「墓所に寄る」とありますが、先立たれた奥様のところでしょう。体験の中から発せられた言葉には重みがありますね。今宵は、私は何も語らない方がいいような気がします。では、また。



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[ 2011/07/28 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)

愛してはいけないあなた

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私はこの歌を何度も聴いているうちに、歌詞を覚えてしまいましたよ。

愛しては 愛してはいけない人なんだ

私を泣かせないで 心を悲しませないで

誰にも言えずに グラスに語る

嘘じゃないのよ 本当なのよ

死ぬほど 死ぬほど好きなあなたなの



愛してはいけないあなたを死ぬほど好きだ、というパラドックスを歌ってるんですね。このような男と女の状況は偶然の産物であり無意識の世界のことでしょうが、言葉にして曲を作るということは意識的であり、従って文化であり歴史でもある、と私は思う。

歌の主人公は明らかに女性であるが、歌っているのは男性グループである。男性が女性の立場に立って歌った曲は多い。私のような年代の者はバーブ佐竹「女心の歌」をすぐ思い出す。逆に、日本では男性の歌を、たとえば「僕」「俺」「おいら」という男性の一人称で女性歌手が歌っている曲も多い。夭折した村上幸子の名曲「縄のれん」なんてのは確か「俺」と言っていた。また、のちにこの曲は鳥羽一郎がカバーしているので、男性でも女性でも構わない。俺や僕と歌うのは、中村美津子、坂本冬美、枚挙にいとまない。



これを以て、ジェンダーと絡めて、けしからんという人がいる。男は男らしく、女は女らしくあるべきなのだそうだ。女が「俺」と歌っては、日本らしさが失われ、日本社会が弱体化だか、崩壊への道を下るのだそうだ。

私は先ほど文化と書いたが、他国と違い、人称や性別が入れ替わったりするのは日本語の特性なんですね。おまけに主語があいまいである。そもそも日本語には主語自体がない、という言語学者もいる。江戸時代までは主語という概念もなかったという。「私は・・・」と言った場合は、これから何か話しますよ、というような意味の使われ方をしていたのだそうだ。



公園で泣いている男の子がいて、そこを通りがかった女性は子供に「僕はどうしたの?」と語りかける。英語ではYOUにしかならないのであるが、男性の一人称である「僕」と言っているんですね。語りかける相手の身になって話している。そこには英語のIにあるような自我というものではなく、対話者を大切にする立場がある。なでしこジャパンの佐々木則夫監督のおっしゃる「横から目線」なんですね。通りがかった女性もおそらく屈み込んで、子供と同じ目の高さで語りかけている光景が目に浮かぶようではありませんか。



ところで、マヒナスターズの名の由来は、このグループが当初仕事がなくてヒマナ(暇な)グループであったことによる。芸能界ではよくこういうことやりますね。戦後、進駐軍で演奏していた日本のジャズメンがよくやったことらしいです。森田がタモリになるんですね。最近では日本の善美である「おいしい」や「かわいい」が翻訳できずに、そのまんま外国で使われるようになった。勿論、これらも立派な日本文化です。同民族といった場合に、まず共通の言語と歴史や文化、そいうことになるでしょう。外国のように歌手の性別により歌詞を変えていたら、かえって日本らしさが喪われてゆきはしまいか。”愛国者”、”保守”の心情は分からなくはないが、私に言わしむるに、彼らの論理は短絡的、一面的、粗野で粗暴ですらある。つまり日本(人)らしくない。



夜も更けてきました。お休み前の曲は↓これしかないような気がします。







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[ 2011/07/26 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

安寧なる日々

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睡蓮とほてい葵。私は水草を育てていたのであるが、鹿児島は夏になると桜島の灰が降るので、いつの間にか止めてしまった。数日前に友人が昼食後に除草剤を買うというので、ホームセンターに私も付き合った。この暑さ、ベランダか玄関先に潤いのある水草が欲しいな、とは最近考えていたことであった。今のとこ灰は降らないので、水はきれいだ。次はこの鉢に金魚かメダカを放ってやろうと思う。ガラスの風鈴に、いかにも金魚の絵などがプリントしてありそうであるが、風鈴替わり、そしてひと時、涼を感じられ、心安らげばいいではないだろうか。



外で金魚を飼えば、猫にいたずらされはしまいか心配だ。玉肥も猫にかじられたことがある。玉肥には骨粉などが練り込まれているのでしょう、土中に埋めても、猫が掘り起こして食べてしまう。そういえば、毎日野良猫に給餌していたおばあさんの姿を見ない。我が家の周辺から野良猫も消えてしまった。今頃、どこで何をしているやら、安らかな日々を送っているならいいが・・・。おばあさんも猫たちも。







温習みかんと水蜜桃の詰め合わせセット。こんなお中元は嬉しい。画像の中で、みかんが一個不足しているが、これは私が我慢できずに撮影前に手に取った。つまり、すでに我が胃袋に入ってしまった。鮮やかなオレンジ色は、今は夏の盛りだというのに秋という季節感を連想してしまう。梶井基次郎「檸檬」という小品がある。熱で火照った顔にレモンを当てるんですね。ここで表現しようもないくらい、瑞々しい感覚ですね。香りが伝わってくるようである。私はまず、みかんを自身の頬に持ってゆきましたよ。

私もまたいささか病んでいるのかもしれません。現実逃避ではないのでしょうが、夏には秋や冬を夢想する。今よりも素晴らしい世界としてあれやこれや想像してしまいます。



昨日は市街地へ出たついでに、よく当たるというチャンスセンターでサマージャンボを買った。連番10枚、バラ20枚のつもりであったが、連番を見ると番号の中に00が入っていたので、こんなのが当たるはずはないから交換してもらおうか、と一瞬考えた。ところが考えとは裏腹に、口では「ごめん、連番をあと10枚」と言ってお金を出していた。とにかく、わずかな時間の出来事であるが、連20、バラ20の均等よりもバラの確率がいいような気がして、これって何の明確な根拠もないんですけど、つい、バラをまた10枚買ってしまった。結局50枚になってしまった。根底にあるのは欲なんでしょうね。



話が前後するが、何のついでかといえば書店が第一の目的であった。昔読んだ本を読み返してみたくて、近所の書店を四軒まわったが見つからなかった。それで、市内で、というよりも九州で一番大きなJ書店へ行った。幸いに本は見つかった。レジで駐車券を出すと、2000円以上のお買い上げでないと押印できないと言う。私はすぐに700円の文庫本を追加したのだった。駐車料金精算のとき知ったが、押印がなければ300円の駐車料金を払わなければならないのであって、私はなにかしら儲かったような気になった。と同時に、私もこんな細かい計算をする人間にいつからなってしまったんだろう、と自嘲気味に思った。やはり、この5年、10年の不景気のせいだと思う。我が妻子は相変わらず無頓着にお金を使う。あたかも、持ってるお金はすべて使い果たさないと気分でも悪いかのようである。

でも不幸にも、私より上手の人たちがいました。うちの近所のスーパーの夜8時の光景。この時間になると、お惣菜や弁当が半額になる。5分も経過すれば、ほとんど売り切れてしまう。それまでどこにいたのか、この数分前から多くの人たちがどこからともなく集まってくる。一見独身者風の若者もいるにはいるが、多くはおじいちゃん・おばあちゃんたちである。老人同士の会話が聞こえてきたが、この弁当を夕食として半分食べて、残りは翌日の朝食にするのだという。この人たちは日本の経済発展を支えてきた人たちである。あまりにも哀れな末路ではないか。先の短いこの人たちに、安寧なる日々は訪れるのでしょうか。

6月中に辞めると言って延命したのに、いまだに総理の椅子に居座っている。完全にペテン師であることが証明されたにもかかわらず、だ。政治の貧困に憤りを覚えるのは私だけでしょうか?



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[ 2011/07/24 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

大和なでしこ

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このシーンは何回見ても飽きることがない。私はリアルタイムで応援した後、数時間寝ただろうか、終日、TV、新聞、ネットでなでしこジャパンを見ていた。同時にスポーツバーあたりで騒いでいる様子も写し出されるのだが、このシーンは一度見ればもういい、って気がする。正直言って辟易した。一日中TV見ている人、つまり私が異常なのかもしれませんが。



あれだけシュートを打たれながら、前半を0-0で終えた時点で、私は勝てると思った。後半、同点に追いついた時、また延長で同点に追いついた時には勝ったと思った。PKに突入するとなったら、完全に勝利を確信しましたよ。120分戦った後、世界一をかけて5万人近い大観衆の前、そのような緊迫した場面では、わが大和なでしこの底力が勝っているに決まっている。



米国は世界ランキング一位、日本は四位といっても、女子サッカーの競技人口というのは、米国504万人、日本2万5千人だそうだ。2.5が504を負かしたのであって、近年、こんな痛快なことはない。そして、日本女性、日本人の素晴らしさを実感しましたよ。



さあ、次はロンドンオリンピック、あわせて男子のザックジャパンもがんばれ!!



[ 2011/07/19 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

櫻井よしこさん

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さる14日、当地、城山観光ホテルにて、全国縦断「正論」鹿児島講演会が開催された。講師、櫻井よしこさん、演題は「雄々しき日本 国難に克て」であった。



私は肝心な時にデジカメが故障してしまう。写真を撮れなかったのは誠に残念であった。櫻井さんは色白で、美白というのでしょうか、実にきれいなお方であった。そして、笑顔がなんとも素敵だ。

まずお話になったことは、14日産経新聞掲載のご自身の「菅首相に申す」についてであった。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110714/plc11071403040006-n1.htm ←これです。



それと、今を象徴しているのは、福島原発と普天間であるとおっしゃる。反対だ、反対だ、それでいいんですか?原子力の研究を止めれば、軍事力が落ちる。普天間に基地を作らなければ中国の脅威に晒される。幕末の志士たちは、外国に軍事力で日本は負けている、という認識が出発点であったという。軍事力の背景のない外交は弱い。詳細は産経新聞や「正論」誌上に掲載されるでしょう。私は「受け売り」を最も苦手とするので、私なりの思いを述べたい。



何で読んだのか忘れてしまったが、断片的に思い出すことがある。確か、このような文章を読んだことがある。

「山本五十六の母も、田中角栄の母も、そして櫻井よしこの母もまた新潟県長岡の女である。」戊辰戦争の時、長岡藩士は勇猛であった。士気、士道の高さに敬服した薩摩は、戦後、長岡藩を寛大な処分で済ませた。その長岡藩士の末裔である山本元帥は、戦前に母校、勿論旧制中学であるが長岡高校の前身で講演をされた。その時に、鉄砲を持って戦うだけがお国のためではない、君らは学問に励み、そして国家のために尽くせ、というようなお話をされた。

櫻井よしこさんがまさに長岡高校のご出身であり、別に鉄砲を持つわけではありませんが、ジャーナリズムの分野で国家のために尽くされているお方ではないか。私はそう思います。
[ 2011/07/16 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)