米朝シンガポール宣言

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米朝首脳会談は「包括的で詳細かつ誠実な意見交換を行った」とありますが、合意文書は包括的、概括的、簡略的、そして多少友好的なものであった。両首脳は「米朝シンガポール宣言」に署名した。
(1)米国と北朝鮮は、平和と繁栄を求める両国民の希望通りに、新たな米朝関係の構築に向けて取り組む。
(2)米国と北朝鮮は、朝鮮半島での恒久的で安定的な平和体制の構築に向け、力を合わせる。
(3)北朝鮮は、2018年4月27日の「板門店(パンムンジョム)宣言」を再確認し、朝鮮半島の完全な非核化に向け取り組む。
(4)米国と北朝鮮は、戦争捕虜、戦闘時行方不明兵の遺骨の回収、すでに身元が判明している分の即時引き渡しに取り組む。
http://www.sankei.com/world/news/180612/wor1806120111-n1.html
だから具体的ではなくて、プロセスが大事だとトランプさんは言っています。具体的なのは唯一(4)でしょうか。本来ならばここに日本人拉致被害者問題が入ればよかった、と私は思う。遺骨よりも生存者の返還が先だ。
しかし米朝会談ですから、これで致し方ない面はあります。それにしても、トランプさんは合意に盛り込まなかったが拉致を提起してくれました。私も安倍さん同様、トランプさんに感謝したい。
朝日新聞によれば今回の会談は「0回答だった」「落胆」そうですが、私はある程度今回の会談を評価したい。
米朝で合意文書ができれば、北朝鮮はそれに縛られます。分かり切ったことだが、アメリカは最強の軍事力を持ち、軍事力を行使もできます。強力な経済制裁をできるのもアメリカです。北が合意に反した、とアメリカが判断すれば北は何されるかわからないと言う怖さがあるのではありませんか。
それに比べて日本には経済支援というカードしかありません。強固な日米同盟もありますが、日朝関係ではカードとして使えますかね。
たまには冗談も言わせてもらえば、朝鮮総連の皆さんの資産を没収して、全員を網走番外地に送って強制労働させれば、彼らの”解放”は日本のカードとして使えるかもしれません。そんだけーでは正恩には通用しないでしょうね。
北に対する経済支援はアメリカはせずに韓国・日本がやるべきだ、とトランプさんは記者会見で言っていました。これはトランプが前から言っていることです。遠くアメリカからは支援はしない、隣国が支援すべきだ、と。韓国、日本、中国、ロシアということになります。日本の場合は拉致が解決せずにお金だけ出すことは日本国民が絶対に許しません。
米朝は時間もなかったせいか、急造でいい加減な面もある合意かもしれないけれど、核は一歩、拉致は半歩くらい前進したのではあるまいか。

冬場にストレイチア(極楽鳥花)の株をいただいて、畑に定植した。どうやら活きていたようで発芽した。
田舎のおばさんはこれをストレッチアとかストレッチャーと呼んでる人います。病院ではないのに。

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