祝、紀元節

そうですね。
天皇陛下が、是非とも韓国を訪問したい、などとは、公的な場で仰ったことはありません。
かってな憶測は、誰であれ、慎んでいただきたいです。
『天皇陛下に、【やり残した仕事がある。それが○○だ】という言い方は、不敬です。』

ただ、１９７０年代はじめの頃、天皇陛下が、まだ東宮殿下で有らせられるとき、韓国御訪問の話しが、ちょこっと、あったらしいです。、、、、、（年配のかたから、聞いたことがあります）
その当時は、朴正煕大統領の時代です。しかし、その計画は、すぐに立ち消えになったらしいです。
詳しい事情は、私には、わかりません。

そもそも、天皇陛下の海外御訪問は、友好国との親善関係をさらに深めるためのものであり、政治的に懸案のある国に対して、それについての政治的解決のために、天皇陛下が行かれるという事はありえません。
そんなことは、それこそ【憲法違反】になりましょう。
　
韓国の最近の態度から見ましても、天皇陛下が御訪問されるという状況にはないでしょう。

★ところで、『天皇陛下の御学友？』とか自称する人物が、テレビにしゃしゃり出てきて、『韓国御訪問は、天皇陛下の【悲願】だ！』とか言ってたらしいですが、いったいどういうつもりなんでしょうね。。！
そんな人物には、【猿ぐつわ】でも、かましたいです。

、、、、まあ、【猿ぐつわ】をはめたい人物は、いっぱいいますけど、、、、、、（笑）

今日は、嬉しい紀元節です。
奈良の、橿原神宮（神武天皇様を、お祀りしています）では、毎年、建国紀元節では盛大で厳粛なお祭りがあります。
愛国団体のかたや、健全な宗教団体のかたが、橿原神宮に結集いたします。
私も、何度となく、お詣りいたしました。
宮司様が祝詞を奏上され、氏子代表者が玉串を捧げたのち、参拝者一同、国歌『君が代』と紀元節の歌『雲に、聳ゆる高千穂の』を大合唱します。　
式典がおわりますと、『幕ノ内の、お弁当』や『紅白のお饅頭』をいただきました。

今回も私の、へたくそな和歌を詠ませていただきます。

◎胸を張り　声を合わせて　紀元節の
　　　　　　　　　　　　　　　　歌うちあげる　今日の良き日に

◎橿原の　宮に詣でし　皇民（すめたみ）が
　　　　　　　　　　　　　　　　　共に祝いし　　今日のめでたさ

◎神主の　　祝詞の声も　すがすがし
　　　　　　　　　　　　　　神武の帝（みかど）の　　みたま讃えて

◎浦安（うらやす）の　　舞をまいたる　　巫女たちの
　　　　　　　　　　　　　　清き顔（かんばせ）　　ゆかしき風儀（てぶり）よ

◎古都奈良の　　畝傍（うねび）の山に　こだまする
　　　　　　　　　　　　　　『すめらみこと、いやさか』の叫び

◎日蓮宗　僧侶も祝う　紀元節
　　　　　　　　　　　撃鼓唱題で　行進しつつ

★★★（注）上記の『撃鼓唱題』は、『ちゃっくしょうだい』と読みます。
日蓮宗の人が、団扇太鼓を、たたきながら『南無妙法蓮華経』と、となえる所作のことです。
私たちから見れば、泥臭い印象もしますが、、、、橿原神宮の紀元節に、日蓮宗のお坊さんたちが、二列縦隊で行進しながら、お詣りしてたのを見たことがあります。
どんな宗教のかたでも、神社に参拝するのが、日本人としてのマナーでしょう。その、お坊さんたちは、よくわかっておられます。