戦争しないとどうしようもなくないですか
確かに、丸山議員もあの場で酩酊はないでしょう。飲まないはずだったのではないですか。この件は厳しく糾弾されるべきです。
「戦争発言」もあの場ではふさわしくないのかもしれません。しかし、私の独断と偏見ではありますが、彼は党を除名されたり、議員辞職勧告されるほどのことではないと思う。では、どんな発言であったのか。

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丸山氏「団長は、戦争でこの島(国後島)を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」
元島民「戦争で?」
丸山氏「ロシアが混乱している時に取り返すのはOKですか?」
元島民「戦争なんて言葉を使いたくないです」
丸山氏「でも、取り返せないですね。戦争しないとどうしようもなくないですか」
元島民「戦争なんぞはしたくありません」「先生、やめてください」
丸山氏「何をどうしてですか。この島をどうすれば良いですか」
元島民「それを私に聞かれても困ります。率直に言えば返してもらえれば良いと思います」
丸山氏「戦争なく?」
元島民「戦争はすべきでないと思います。早く平和条約を結んで解決してほしいです」
丸山氏「逆に関係なく平和条約が欲しいんですか」
元島民「それは政府の方々に任せているわけで、あくまで私たちは交渉をやりやすくする下支えのために交流している。我々の署名運動などを今やめて元島民があきらめたと言われたら大変だから継続してやります」
丸山氏「取材はするけど何もしない人(マスコミ)に言ってほしい」
https://mainichi.jp/articles/20190514/k00/00m/010/170000c
丸山議員もほとんどの日本国民も戦争を肯定している人はいません。そのような大前提がある中での発言です。また、戦争も武器を使わない戦争もあるわけで、丸山議員の言う「ロシアが混乱している時」とはまさに国内政治的、経済的な混乱であり、経済戦争を連想します。聞く側もそのような受け取り方があってもいいのではないか。
むしろ野党の皆さんが、たとえば「戦争できる国にする法案だ」というふうに「戦争」という言葉をお気楽に使います。私はその時、島民のような発言をしたくなります。「戦争なんて言葉を使いたくないです」「戦争なんぞしたくありません」「先生、やめてください」と。
とはいうものの「戦争論」を抜きにして平和論を語れますか。戦争論が平和論を成り立たせている側面もあるのではないか。「戦争」という言葉をタブーにしたり、言葉狩りをしては何事もハイそれまでよ、ということになってしまいます。
これまでも政治家が「核保有」「日本は朝鮮にいいこともした」「大阪には韓国人売春婦がウヨウヨ」「侵略戦争ではなかった」・・・などと発言して非難され職を辞めさせられてきました。
或いは、戦争で取り戻すくらいの強い覚悟を以ってロシアと交渉に臨まなければならない、と言いたかったのではないか。
そのような解釈の余地もあるかもしれません。いずれにせよ、彼は戦争で取り戻せ、とは言っていません。今の日本国民が誰一人言うはずがありません。
議員にはいろんな意見があっていいのではありませんか。一人くらいはこういう人がいてもいい。維新も大人げないですね。除名という厳しい処分をするなら、その前にご本人を聴聞すべきではありませんか。ご本人にも言い分があるはずです。そして、この発言で議員辞職勧告?論外です。国会では島をどうすればいいか議論していただきたい。丸山議員が論外だ、とおっしゃるのであれば、それはマスコミに言ってほしい。
あのな(笑)、丸山議員は酔っぱらってたにしてはすごくいいことも言っているのですよ。「取材はするけど何もしない人(マスコミ)に言ってほしい」

我が家のミョウガ畑。無農薬、無肥料で全くの放置状態。

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