小池都知事「医療従事者へ感謝の手紙を」
思い返せば、今年はコロナに始まりコロナで終わる。それが、残念なことに、しばらくは終わりそうにないのです。我ら国民も耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んで日々生活しています。そんな1年でした。
コロナとの戦い、戦争の最前線である医療現場やその従事者の皆さんには感謝です。
さて、小池東京都知事の会見でのご発言です。
「現場の医療提供体制ですが、医療従事者の皆さんの献身的な頑張りにかかっていると言っても過言ではありません。皆様方への心からの感謝の気持ちを伝えるため、都内の小中学生の皆さんに、看護師さんをはじめとする医療従事者の皆さんに感謝のお手紙、ちょうどこの時期ですから年賀状をお送りするよう呼び掛けてまいります。東京の将来を担う子どもたちから、今コロナの最前線で奮闘しておられるすべての皆様に、感謝の気持ちを届けてもらえるようにしたいと思います」
小池都知事も”奮闘”されているお一人であって、お気持ちは分かりますけどねえ・・・私は小池さんに年賀状は書かない。こういうことは、誰かに言われるまでもなく、自然発生的に、自発的行為であることが美しいのではありませんか。

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いろんなご意見があるようですよ。
「人に頼まれてやるもんじゃないだろ」
「半強制的な感謝の手紙に誰が感動すんねん」
「医療従事者に小中学生の感謝の手紙は被災地に千羽鶴と同じ」
「ありがた迷惑な気がする」
「なぜ一番我慢させられている小中学生が感謝の手紙なんて書かなくてはならないの?」
https://www.j-cast.com/2020/12/22401660.html
私は第三者が「ありがた迷惑」と言ってはいけないと思う。
逆に私たち大人が、たまたま大変な時代に遭遇した子供たちに向かって、何か書かなければならないのではないか。医療従事者の方々の献身的行為に対しては、待遇や報酬面での「実利」で報いてあげるべきでしょう。勿論、手紙は戦地に慰問袋を送るようなものであって、子供たちが年賀状を書くことを否定は致しませんが。ただ、全組織的に強制的にやられてもねえ・・・。しかし、やるとなればそうなってしまうのでしょうね。
コロナとの戦争は治療薬やワクチンが開発されれば終わります。アビガンが承認されなかったと言うのです。アビガンは新型インフルエンザ治療薬としては承認されているのですよね。芸能人がこれで治った、というニュースがありました。患者本人が希望し、主治医が認めればアビガンを使用できるのですか?私のようなど素人にはよくわかりません。それにしても、日本国内での「開発」に関するニュースが報じられませんが、実際のところどうなっているのでしょうね。
話がそれたような気もするけれども、コロナとの戦いは防戦一方のようで、私としては不満だ。専守防衛だけで、敵地攻撃がない(笑)。鬼に笑われるのを承知で言わせてもらえば、来たるべき年には必ずや勝利し、通常の生活に戻りたい。年賀状なんかどうでもいい。
「生(しょう)あれば食(じき)あり、世に住むからは、何事も案したるがそんなり、毎年、世間がつまり、我人、迷惑するといへど、それそれの正月仕舞、餅突かぬ宿もなく、数の子買わぬ人もなし。肴掛(さかなかけ)に丹後鰤(ぶり)、雉子(きじ)をならべ。薪棚(きだな)につみ重ね、庭に米俵、三月比(ころ)迄の用意。」(井原西鶴)
江戸時代(元禄)の年末の様子。基本は今も変わりませんね。餅、数の子、鰤、お米。私は薪を積み重ねるけど、灯油の買い置きだったりしますね。雉はどうだろう。その代用として鶏なのでしょう。
雉を養殖できれば、今や冷凍、冷蔵、輸送の技術はあるのだから、販売はネットもあるでよ(笑)、商売として成り立つのではないか。
生きている以上(笑)、3月頃までの食い扶持の確保をしておいた方が良いかもしれません。今だったらお金です。それでお正月が迎えられる。
今回は画像がないので、こんなんになりました。

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