メディアの魔女狩り
出来れば、女性の若い人、50代くらいの方に会長になっていただいたらいかがなものか。年寄りは話が長いですからね。と言えば、年齢差別になりますかね。

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◆私は今回の森会長の不適切発言の件で最も共感したのは、松井一郎・日本維新の会代表のこの意見だ。
一部メディアの「魔女狩り」のような姿勢はどうなのか。森氏のすべてを否定する報道には、気の毒でならない。私は、東京五輪成功のために頑張ってほしいと思う。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210211/pol2102110001-n2.html
松井さんも私めもあの発言をよかったとは言っていない。容認はしていません。その上で言いたいことがあるのです。森氏全否定、つまり一部メディアは森さんの発言の撤回や謝罪をまともに受け止めていない。撤回ということは無かったことになるのでしょ。
森さんも言わないでいい余計なことを言って、本当に言うべきことを言っていないのですよね。記者会見で「辞任すべきではないか」と問われて、記者に向かって「あなたはどう思うんですか?」と言っていました。記者は「辞めるべきではないか」と言う。「承っておきます」はないよ、森さん。
「君はどこの社だ!それは君の会社の主張と同じなのか。私の進退は組織委員会の総会・理事会で決まる」とでも言っておけばよかったのに。国民に社名を明らかにしてほしかった。
その点、石原慎太郎さんは発信力が凄かった。「どこの国の者だ、貴様!」なんて記者を一喝していました。
「魔女狩り」は、私思うに、根底に啓蒙主義があるのです。私はこれ大嫌いだ。今世紀的ではない。誰をも啓蒙したくないし、誰からも啓蒙されたくありません、余計なお世話だ。
◆「親日派の弁明1、2」「日韓禁断の歴史」等の著者、金完燮(キム・ワンソプ)氏の名前を久しぶりに目にしました。
1951年9月に調印したサンフランシスコスシコ平和条約で、竹島は日本の領土から外れていない。よって、韓国がこの条約を無視して竹島に対する領有権を主張し続けた場合、日本は竹島だけでなく鬱陵島に対する領有権も主張できることになる。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/64024?page=3
私もキム氏に同意です。遠い昔のことなどどうでもよくて、直近の、最終的・完全・不可逆的な原因、結果が大事です。ダメだしのラスク書簡もあるではありませんか。
◆最近、画像不足です。果樹の剪定は済んだ。今は畑に座り込んで、草むしりと施肥です。私は野菜は別だけど、春に肥料をやらないことにしている。夏まで効いて葉が茂る。新芽に害虫が来て、病気も持ってきます。今時期、いわゆる寒肥をやり、かなり深く埋めて土壌改良までします。絵にはならない。
他所から画像を無断拝借したくありませんし、ねえ、写真家は撮影にご苦労されたのでしょうから。
私の画像もアウトドアがなければ、インドアになってしまいますね。

私が何度か読み直しをしている本で、ページはすでにセピア色に変色しています。
岡倉天心「茶の本」(宮川寅雄 訳・注、講談社文庫)、定価はなんと140円とあります。昭和45年頃です。私の記憶では、昭和40年頃、ラーメン一杯45円で食べたことがあります。本は決して安くはなかったのでしょう。私は遊ぶ金欲しさで、読み終わった本を古書店に売っていましたが、毎回数千円になっていました。
これはなぜか売らずに持ってたわけですね。金額的に合わなかったのか、後で読み返すつもりだったのか・・・多分、後者ですね。
ご存じの通り、この本は120年ほど前にアメリカで出版されました。当然、英文で書かれたものであり、その邦訳です。「武士道」と同じような時期だったのでしょう。こちらは日本文化、美学の紹介になった。
千利休自害についての章があります。諸説ありますが、私は天心が描いたとおりだ、と、今でも信じて疑わない。現代国語訳をすれば売れると思います。ブームが起きるかもしれない。
ランボオ作、小林秀雄訳「地獄の季節」(岩波文庫)。当時の岩波文庫は★1個がいくらでしたっけ、100円だったかもしれない。
昭和40年代初め、アメリカがベトナム戦争をやってるころですよ、ゴダール監督、J,P,ベルモンド主演、映画「気狂いピエロ」の中でランボオの詩が随所に朗読されていました。
フランス文学の学者から誤訳の指摘を受けてましたが、ランボオは小林秀雄訳にかぎります。
本書は我が青春の1ページであって、なんか気恥ずかしい思いがします。それもある。が、とても書き尽くせないので、だったら書かない(笑)。

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